外壁塗装を検討しているなら内容や保証期間も合わせて確認することが大切

外壁塗装を検討しているなら内容や保証期間も合わせて確認することが大切

外壁塗装における保証期間を考えていくポイントの1つが、複数の保証が用意されている場合もあるという点です。そのため外壁塗装の保証期間について考えるのであれば、まずはどのような保障内容が用意されているのか確認するところから始めましょう。種類別の保証制度をそれぞれ確認し、納得したうえで外壁塗装の具体的な計画を立てていくことも必要です。また保証制度のメリットだけではなく、注意点となる部分も合わせて確認しておくことが大切です。

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外壁塗装における自社保証を確認しよう

一般的な外壁塗装における保証制度と言えるのが、契約した塗装業者による保証内容です。使用した塗料の種類などに関係なく、すべての施工内容に適応される制度なので、具体的にどのような内容なのか契約前に確認しておきましょう。自社保証が用意されている場合であっても、具体的な内容や期間は業者ごとに違いが見られます。何年ごとの点検となっているのか、無償保証の対応はどこまでか、保証の適応範囲はどこまでかなどの点を確認し、内容で不明な点があれば契約前によく確認しておくことが大切です。特に契約期間は3年のところもあれば、5年や10年のところもあるなど業者ごとに異なるため、事前の確認が欠かせません。

また1つ注意が必要な点となるのが、自社保証は依頼した業者が倒産したら無効になるリスクがあるという点です。倒産の可能性が低い経営が安定している業者を選ぶことで、倒産による保証が受けられなくなるといったデメリットを避けやすくなります。

塗料メーカーが行っている保証もある

外壁塗装の業者側が行っている保証のほかに、塗料メーカーが行っている保証制度も存在しています。塗装業者の場合、倒産してしまう業者も多くありますが、塗料メーカーは塗装業者と比較すると倒産のリスクが低いといった特徴があげられます。また保証期間は、使用した塗料の種類ごとに設定されています。耐用年数の高い塗料の場合、10年近くの保証期間が設定されているケースも見られます。ただし保証制度が適用されても、塗料の種類によっては保証期間は1~3年程度となるため注意しましょう。

さらに塗料メーカーの保証で注意が必要なポイントとなるのが、全ての塗料に適応されるわけではなく、保証が適応される塗料の種類が限られているという点です。またメーカーが認定した業者のみ適応されるといった場合も多いため、契約したい外壁塗装の業者で塗料メーカーの保証が受けられるか事前に確認しましょう。マンションなど大規模な建物のみに塗料メーカーの保証は適応されるといった場合も多いため注意が必要です。

保証の対象となる範囲を確認しよう

外壁塗装における保証について考えるのであれば、期間だけではなく、どのような状態だと保証の範囲内となるのか確認しておくことも必要です。まず保証の範囲となるのが、塗装後に外壁や屋根が色褪せしている状態です。特に塗装した直後にも関わらず色褪せが起こっているといった状態であれば、業者の無料保証の対象となる可能性が高くなります。目立たない場所だから、少しぐらい色褪せなどの症状が起きていても問題ないと考える方もいるかもしれません。ですが少しの色褪せであっても、その部分から塗膜が剥がれて建物の防水性などの耐久性を劣化させるリスクがあるため、気づいたら駛馬の対処が必要です。

また色褪せによる保証期間は、長くても10年以内といった点に注意が必要です。塗料の耐用年数が10~15年ほどの場合が多いため、ある程度の年数が経過していたら経年劣化による色褪せは起きる可能性がある症状なので、塗装から10年以上の色褪せであれば基本的に保証の対象外です。

施工不良の場合は保証の対象範囲となる

外壁塗装は保証内容や保証期間が設定されているといっても、何らかの問題が起こった原因やその症状が起きたタイミングによっては保証の対象外となってしまう可能性があるため注意が必要です。例えば塗膜の表面に白いチョークの粉のようなものが付着する症状のことをチョーキング現象と呼んでいます。このチョーキング現象は、経年劣化によって起こりうる症状です。経年劣化が原因であれば保証の対象外となりますが、施工不良が原因の場合は保証の対応となります。ただし施工不良が原因であっても、保証期間外といった場合だと保証してもらえないため注意が必要です。

また保証期間内であったとしても、問題に気づいた時点で対応せず、対処を後回しにしてしまうと保証の対象外となってしまうケースが見られます。小さなひび割れにすぐ対処しなかった結果、雨漏りにつながったなどの場合は保証の対象外となってしまうリスクがあるため、気になる点があったら早めに業者へ連絡して対処してもらうことを心がけましょう。

外壁塗装保証期間に関するまとめ

外壁塗装の施工を考えているのであれば、保証内容や保証期間について合わせて考えておくことも大切です。使用する塗料の種類や耐用年数についてチェックしても、何らかの原因で塗料がすぐに剥がれてしまうなどのトラブルがあった場合、保証が利用できないと再び高いお金を払って塗装のやり直しになってしまうかもしれません。

実際の外壁塗装における保証には、塗装業者側が独自に行っているものと塗料メーカー側が行っているものにわけられます。具体的な内容や保証期間は、業者ごとに違いがあるので契約前の確認が必要です。例えば業者側は、保証期間内であれば定期的な確認などを実施しているケースも見られます。また経年劣化が原因のトラブルは保証の対象外となりますが、施工不良が原因なら保証の対象となる可能性が高いといった点も押さえておきましょう。業者側の保証は、業者が倒産したら期間内でも受けられなくなる可能性があるという点にも注意が必要です。

以上、【外壁塗装 保証期間】業者側が行うものと塗料メーカー独自の保証制度もある…でした。

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