外壁塗装費用調達ローン審査について！審査落ちした場合の対処方法も大公開！

外装塗装をするだけでも100万円以上の費用がかかることが多々あり、その費用を捻出するのは大変です。
そこで一般的に使われているのが、金融機関が提供しているリフォームローンです。

リフォームローンはその名の通り、自宅の外装塗装などリフォーム関係への出費を目的としたローンとなっています。
ただし、リフォームローンもその他の様々なローンと同様に審査があるので審査に通らないとローンを組むことはできません。

そこでこの記事では、リフォームローンの審査項目、審査に通りやすい人や通りにくい人、審査落ちした場合の対処方法について解説します。

外壁塗装のためのリフォームローンの基本的な審査項目について

・年齢や健康状態
貸したお金をきちんと回収できるかに大きく関わるために、年齢や健康状態について審査でしっかりとチェックされています。
しかも年齢は借入時年齢と返済時年齢の二つをチェックされるのでローンの長さも審査通過率に影響してきます。

・収入関係
ローンを毎月問題なく返済できるかを確認するために、審査では勤務先、勤続年数、雇用形態や年収などについてもチェックしています。

金融機関によって基準は変わりますが、基本的には勤続年数1年以上、年収150万円以上が審査通過の最低基準とされています。

・返済負担率
ローン返済能力を確認するために、審査では返済負担率のチェックもされます。
返済負担率は、年収に対して年間返済額がどれくらいの割合を占めているかを数値化したものです。
返済負担率が高くなるほどローン返済が負担になっているので年収が多かったとしてもローン金額が多くて返済負担率が高くなると審査に悪影響となります。
返済負担率が高いと判断されるラインは30％からとなります。

・債務状況
ローンをきちんと返済してくれるか確認するためにその他の借入件数や借入総額、返済履歴や金融事故歴の有無などの債務状況についてもチェックされます。

外壁塗装のためのリフォームローン審査に通りやすい人

・勤続年数の長い人
外壁塗装のためのリフォームローン審査に通過しやすい人の特徴としてまずあげられるのは、勤続年数の長い人です。

ローン審査を通過するには返済能力が一番大事ですが、勤続年数の長さは将来的にも安定した収入が見込めるので審査に通過しやすくなります。

基本的には勤続年数1年以上が審査通過の最低ラインとなりますが、この1年はあくまでも審査通過の可能性を持てる最低ラインにすぎず、審査にプラスになることはありません。

・公務員や大手企業社員
勤務先が公務員や大手企業社員である場合も審査に通りやすくなります。

公務員や大手企業社員だと年収が高くなることもありますが、勤め先が倒産して無職になる可能性がほぼゼロであるという安定感が審査に大きなプラスとなるのです。

・返済負担率が少ない人
ローン審査の通過率には返済負担率も大きく影響します。
収納が多くても返済負担率が高いと返済能力への信用がマイナスとなってしまうからです。
リフォームローンを組む場合、返済負担率30％を越えるようだと審査に悪影響となります。
返済負担率が20％台の少ない負担率だと審査にプラスになります。

外壁塗装のためのリフォームローン審査に通りにくい人

・勤続年数1年未満
勤続年数1未満の場合、継続した安定した収入を得られるかどうかの信用をしてもらえないので審査に悪影響となり、リフォームローンを組めない可能性が高くなります。

・自営業者
自営業者の場合、公務員や会社員と違って安定した収入を継続して得ることができるかの判断が難しく、リフォームローンの審査に悪影響となります。
金融機関によっては自営業者だとリフォームローン申し込み対象外にしているところもあります。

・返済負担率が高い人
返済負担率が高くなると返済能力を疑われてしまうので審査にマイナスとなります。
返済負担率が審査にマイナスとなるラインは金融機関によって異なりますが、基本的には返済負担率が30％を越えるようだと少なくとも審査に良い影響を与えることはありません。

・複数の金融機関に同時にローンの申し込みをしてしまった人
審査に通らないことを考えて効率的に動くために、複数の金融機関にリフォームローンの審査を申し込む人がいるかもしれません。
しかし、それは審査にマイナスです。

金融機関では審査申し込み状況も共有されていて複数の金融機関に審査を申し込むと多重債務者扱いされて審査に通りにくくなってしまいます。

・金融事故歴がある人
債務返済の延滞など金融事故を起こして信用情報に傷がある人は大きなマイナスとなるので高確率でリフォームローンの審査に落ちてしまいます。

外壁塗装のためのリフォームローン審査に落ちてしまった場合の対処方法

リフォームローン審査に落ちてしまった場合、住宅ローンに外壁塗装用の費用を上乗せして調達する方法もあります。
住宅ローンのなかには、借り換えの際に外壁塗装などのリフォーム費用に使うお金を上乗せして借り入れることが可能なローンが用意されているので、このような上乗せ可能な住宅ローンを利用すれば外壁塗装費用を調達できます。

外壁塗装のためのローン審査についてまとめ

外壁塗装は高額な費用が必要なので、その費用はリフォームローンなどのローンを組んで調達することになります。

ローンの審査は勤務年数が長かったり、公務員や大企業社員などの安定した収入が見込める人、返済負担率が少ない人が審査に通りやすいです。

逆に、勤務年数が1年未満と短かったり、自営業者のような安定した継続的な収入を得られるか疑わしい人や返済負担率が高かったり金融事故歴がある人などは審査に通りにくいです。

もし、審査に落ちてしまったら外壁塗装などのリフォーム費用を上乗せして借り換えできる住宅ローンを利用して費用を調達しましょう。

以上、外壁塗装の専門家がアドバイス！外壁塗装費用調達の方法を教えます！…でした。